会長挨拶
第42代会長 篠崎良介
近年新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の自粛、生活様式の変化、まだまだ完全に終息したとは言えない現状とロシアによるウクライナ侵攻などの影響による資材不足、物価上昇など私たちがこれまで経験した事のない惨状を突き付けられ、その影響は計り知れない損害として我々中小企業、地域経済に降りかかってきました。しかしながら、そのような状況下にある中でも日本経済、長崎経済はじめ徐々に緩和や持ち直しの傾向にあり長崎YEGの活動においても例年通りに戻ってきたと感じられる令和4年度ではなかったでしょうか。令和4年度長崎YEGスローガン「繋がる長崎 繋げる長崎YEG」の下、現在200名を超える単会まで発展した組織力、団結力、そして何より人と人との繋がりこそが価値ある長崎YEGとしての象徴のように感じられます。200名を超える単会は全国でも稀な方で、その活動内容も政策提言含めたくさんの方々に注目される組織となってきています。令和5年度においても、この組織力の継続と更なる発展、会員増強を目標にできたらと強く思っており、会員同士の結束力の資質向上と研鑽をよりスキルアップし、地域経済人としての会員一人一人の意思と意欲をさらに上げ、お互いに尊重しあう人間関係の構築を目指せて行けたらと思います。 令和5年度日本YEGスローガン「Challenge Everything~持続可能で心豊かな未来への貢献~」が発表され、その内容は①SDGs・人と自然の持続可能な共生社会推進、②DX推進デジタル社会実現への貢献、③男女共同参画推進への貢献という3つの柱が挙げられ我々長崎YEGとしても上記3項目を軸に新しい事へ挑戦する勇気と決断力が必要ではないかと思います。青年経済人として地域経済の発展に寄与することは最大の目標であると同時に、これまでこの組織を築き上げてこられたOB・OGの先輩方の意思を真摯に受け止め、確実に引継ぎ、自企業の存続及び発展はもとより次代へ繋ぐ未来の構築もとても大切かと思います。 上記の思いを込め、今年度スローガンを次のように挙げたいと思います。
「Be the best!~YEGの経営魂~」
近年の厳しい経済情勢の中にあっても自企業の発展と地域経済の発展を目標にし、同時に会員同士の絆をさらに深める事ができるように、一人一人が地域経済人としての自覚と研鑽を忘れずどんな事に対しても「最善を尽くそう!(Be the best!)」という意味を込めてこのスローガンを考えました。
会員の皆様にこの思いが届くよう、またたくさんのご協力をお願いすることになるかと思いますが、どうぞ1年間よろしくお願いいたします。